2022年9月27日火曜日

投資信託のリスク

投資信託は、制度上、たとえ取り扱っている各機関が破綻したとしても、投資家の信託財産は保全される仕組みになっておりますが、保全されていることと、運用の結果、損失が発生する可能性のある元本保証のない金融商品であることとは別のことです。

投資信託の投資対象は、値動きのある株式や債券などであるため、基準価額は株式市場などの動向により変動します。このため、投資信託には元本の保証はありません。

基準価額に影響を及ぼす主な変動要因には、まず、価格変動リスクがあります。

これは、投資信託が組み入れている株式や債券の価格が変動するものです。株価は市場における需給によって決まりますが、これは、国内及び海外の政治や経済情勢、さらには、企業の業績等の影響を受けます。

為替変動リスクは、為替レートが変動することです。外国通貨建ての資産に投資する場合は、円高になれば基準価額にマイナス、円安ならプラスの影響があります。

信用(デフォルト)リスクは、債券等を発行する国や企業が、財政難や経営不振などの理由によって、利息や償還金をあらかじめ定めた条件で支払うことができなくなるものです。

金利変動リスクは、金利が変動することです。金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると債券の価格は上がります。特に、満期までの期間が長い債券ほど、金利変動の影響を大きく受けます。

診療報酬ファクタリングと他の資金調達方法との違い